認定看護師とは?
認定看護師とは、「日本看護協会」により設けられた認定制度で、特定の
看護分野で熟練した看護技術と知識を保有する者のことです。
資格を取得するには、実務経験5年以上と、6ヶ月間の認定看護師
教育課程で学んだ後、認定審査に合格する必要があります。
この間、勤務しながら研修を受けることはできません。
認定看護師として資格を取得するためには?
1.保健師、助産師、看護師のいずれかの免許を所有すること。
2.実務経験が5年以上あること(そのうち3年以上は特定の看護分野での実務
研修を行う必要がある)。
3.日本看護協会認定の「認定看護師教育課程」(6ヶ月、600時間以上)を
修了していること。
また、その後も5年ごとに資格の更新審査を受けていく必要があります。
認定審査は年に1度。受験料は5万円です。
試験科目はマークシート式で、
1.客観式一般問題…20問(配点50点)
2.客観式状況設定問題…20問 (配点100点)
認定看護師の分野の種類としては、こちらのような種類に分かれています。
■ 救急看護
■ 皮膚 排泄ケア
■ 集中ケア
■ 緩和ケア
■ がん化学療法看護
■ がん性疼痛看護
■ 訪問看護
■ 感染管理
■ 糖尿病看護
■ 不妊症看護
■ 新生児集中ケア
■ 透析看護
■ 手術看護
■ 乳がん看護
■ 摂食 嚥下障害看護
■ 小児救急看護
■ 認知症看護
■ 脳卒中リハビリテーション看護
■ がん放射線治療法看護
■ 慢性呼吸器疾患看護
■ 慢性心不全看護
人の命をあずかるとともに、大きな支えとなる看護師はスキルアップのために
こんなに大変努力をされているんですね。
認定看護師の資格を持つことでその分野に熟練した技術や知識を持つことで、
キャリアアップにもつながります。
こうした資格に理解ある病院では、休職が認められたり、その間の給与の保障が
あるなど積極的にバックアップをしてくれるます。
もし、認定看護師の取得をバックアップしてくれない病院に勤務していた場合は、
資格を取って帰ってきても、活躍の場所を与えてもらえない可能性もあります。
キャリアップ転職を考える上では、こうした点についても調べてみる必要があり
注意が必要ですね。
もしキャリアアップを見据えた転職をお考えでしたらこちらをチェックしてみてくださいね。