応募書類の作成
看護師の求人を見つけ、応募する際に必要な書類として、履歴書と職務経歴書があります。
この書類を提出した時点で、すでに選考が始まっているといっても過言ではありません。
中には、「応募書類だけで採用の可否を判断する」という採用担当者の声も聞かれるほどですので、
採用担当者の心をつかむ応募書類の書き方をマスターし、採用への第一歩を踏み出しましょう。
いくつかの応募先へ同時期に提出される方も多くいらっしゃると思います。
そんな場合、例えばこんなミスをしてしまわないように!
履歴書に書いた内容を思い出せず、質問に答えられなかった。
違う応募先の志望動機を答えてしまった。
長所や短所をしっかり書かず、自己分析ができていないと指摘された。
志望動機に貴院の取り組みに感銘を受けた。と書き、具体的にどんな取り組みかを聞かれ答えにつまった。
自分は、大丈夫!と思っていても、実際の面接時には大変緊張をして頭が真っ白になることも
少なくはないです。しっかりと、矛盾しない内容で臨んでいきましょう。
履歴書の書き方
◆なお、名前の右上の日付(サンプルでは隠れていますが)は、郵送の場合は、投函する日を
記入します。持参する場合には、その持参日を記入しておいてよいかと思います。
◆写真:3ヶ月以内に撮影した証明写真(スナップ写真はいけません)。清潔感あふれる服装や
髪形で臨みましょう。
◆氏名:ふりがなと書かれている場合は、ひらがなで、カタカナと書かれている場合は、カタカ
ナで記入します。
◆印:シャチハタではなく、認印をずれやかすれがないように押しましょう。
◆現住所:都道府県から建物の名前まで省略せずに記入し、ふりがなも忘れずに記入しましょう。
◆電話番号・緊急連絡先:確実に連絡が取れる電話番号(固定電話がない場合は携帯の番号)を
記入しましょう。
◆学歴・職歴:1行目には学歴と記入し、次の行から学歴(学校名、専攻名まで)記入しましょう。
職歴は、初めて就職した日から退職年次まで記入します。退職の場合は、「一身上の都合により
退職」。在職中の場合は、「現在に至る」とします。具体的な職務内容は、別途、職務経歴書に記
入します。
◆免許・資格:これまで取得したすべての免許や資格を取得年月日順に記入します。
現在資格取得中の場合も、〇〇の資格取得に向けて勉強中と記入するのもよいですね。
◆特技・趣味:看護と関係のないものでも、記入しておくとよいでしょう。
◆志望動機:最も重要視される項目です。あいまいな内容では、質問された際や具体的な説明を
する場合にすんなりと言葉にできません。誠意を持って、働く意欲やどんな看護師を目指して
いきたいのかを明確に伝えるような内容にしていきましょう。
職務経歴書の書き方
今まで経験してきた仕事の内容を施設ごとに記入していきます。
・施設名、施設規模、業務内容
・所属部署
・勤務年数
・業務内容や経験や成果や学んだこと
・業務以外での活動、実績、研究会・学会への参加発表など。
・自己PRは履歴書にもありますが、全く同じ内容にならないように今後への展望も含めて自己PRを
していきましょう。